海外の取引を続けて

「日本には和光がある」と言われるように

横浜営業所 専務取締役
2012年 入社
村上良道

海外の取引を続けて「日本には村上がいる」と言われるように

横浜営業所 専務取締役
2012年 入社
村上良道
Q. 業務内容を教えて下さい
貿易部で中国、韓国、東南アジアを中心に取引先の開拓や既存顧客から商品の買い付けをしています。
もちろん国内顧客との商談もしていますよ。
Q.入社のきっかけを教えて下さい
私の父親がこの会社の創業者だった事もやはり一因です。
父親は私が子供の頃から「会社を継ぐことは考えなくていい」と言っていました。「自分でやるべきことを見つけて自分でやりなさい」と。私自身は高校、大学とサッカーに打ち込みました。
その後、就職活動の時期になり、サッカー部の仲間と受けたSPI(総合適性検査)がきっかけで航空会社に就職しました。
Q.そこからなぜ和光金属に入社されたのですか?
30代半ばのとき、在籍していた会社が経営破たんして、支援を受けて更生することになったんです。会社の経営のあり方に疑問を持ったこともあり、当時の同期がそれぞれの道を選択していく中、私もこの先どうするか考えました。
義兄の現社長は当時、すでに和光金属に入社して力を発揮されていたので、これを機に一緒に力を合わせて会社を大きくしたいという思いが強くなり、入社することに決めました。
今だから言えますが、父親に「会社を継ぐことは考えなくていい」と言われても、やはり心のどこかで、潜在的にいつも家業のことを考えていたのかなと思います。前職で海外の国を飛び回って身についた国際感覚は、自分にとって大きな財産だと思っています。
Q.仕事をしていてうまくいかなかったときなどはどうやって立て直していますか?
結論から言うと、いわゆる飛び道具のような「スーパー解決法」は無いです。
うまくいかなかったときは、そのときの業務に立ち返って、原因と対策を考えて、また地道にやり直すのが結局いちばんの近道だと思います。
危機管理に関しても基本に忠実に、業務を着々と積み重ねることがリスクに対する最大の防御策です。例えば我々の業務に関して言えば、契約がきちんと履行するためのプロセスが非常に大事だと思います。合理化は必要なことですが、本質を見落としたまま「応用したつもり」「ショートカットしたつもり」だと、ミスの方向にしか行かないですね。原因を調べて分析して、手を打って次の行動。単なる作業ではなく、強い信念を持ってこれを愚直に繰り返せる企業であれば、従業員もチームとして団結していきますし、クライアントも「あの会社はブレていない」と認識してくれるようになります。
Q.和光金属の企業風土は海外からどう見られていると思いますか?
まだまだ荒削りな点はあると思いますが少しは「頼りにされている」のかなと感じます。
海外の主要な取引先とはお互いに信用・信頼できる関係を築いています。海外のクライアントはとにかく「価値観が違う」と認識させられることが多いです。日本ではビジネスの現場においても、相手の立場を頭に入れながら交渉したり、いわゆる「察し」や「思いやり」で成り立っている部分があると思いますが、それに比べ海外のクライアントはとにかくドライです。でもそれは決してマイナスの感情ではないんです。そういったところではもっと日本はシビアさを身に付けるべきかもしれません。
でも決して「日本も見習わなくては」ということでは無く「海外にはそれぞれの価値観がある」という認識や視野の広さが必要なんだと思います。
Q.今後の目標を教えて下さい
経営者の立場としては共感できる仲間を増やして会社をもっと大きくしたいですし、会社の利益を社員に還元していきたいです。それには会社が信念を持って注力している分野をまず大事にして、そこからボトムアップできればと考えています。
個人的には今後も海外の取引を続けて「日本には和光がある」と言われるようになりたいです。
今後もグローバルな人々とどんどん話をして、濃密な時間を共有したいと思っています。