線径が1.3mm未満の細い錫引銅線。主にキャプタイヤを剥いだ細線。
※半田引きが入ってることがあるがその場合は山行。
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錫引線(細)とは特号A(ピカ線)と同じく被覆線を剥離した銅線で錫がメッキしてある物。
被覆線には電力用、通信用、ビル等に使用される配線用などがある。この中でもコンピューターハーネスなどの弱電線やキャプタイヤケーブルなどに使用されている物が主に錫引線(細)となる。
銅線を錫メッキする理由といては、銅は空気中の酸素にふれると酸化し易い金属である為、酸化の防止などが上げられます。
回収された被覆線は剥線機という機械で被覆が剥がされ錫メッキしてあった場合は錫引線になります。被覆が剥がされた錫引線は端子の異物、異材が入っていないか等のチェックを目視で行い、鉄片探知機という機械を使用し鉄の混入が無いかを調べます。そしてプレス加工や結束、切断加工を行い鉄片探知で再度検査した後に製造業者に金属原料として納品されます。
製造業者に納品された錫引線(細)は電気炉や反射炉などで溶解・鋳造されます。特号A(ピカ線)と異なり錫メッキが施されているため、錫を使用する銅合金(りん青銅など)メーカーやメッキ錫分程度であるならば許容する様な製造業者で使用されます。
鋳造された塊は圧延や押出しといった技術により再びビレットや板条といった半製品が製造されます。
そういった半製品が水栓関係のバルブ、携帯電話の端子部品やセンサーのコネクター部品など様々な製品にリサイクルされていきます。
銅は電導率が非常に高く、熱の伝達も非常によいという特性を持っている為、電線や熱交換器などに多く使用されます。
また殺菌効果が高く、加工もしやすいので食器や調理器具に使われたりもします。
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