新切上銅の寄せ集め。
純銅&線以外&一辺1cm以上&厚み0.3mm以上&光っている&新切の板の打ち抜き&不純物付着していない。
※C1100やC1020などの寄せ集め。
※りん脱酸銅はここには当てはまりません。
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新切上銅はプレス工場などが主な発生源となります。
板の打ち抜き屑が多く、スクラップ問屋等で他の上銅と混ざった後の状態の物です。
混ざっていても構わないがC1100やC1020といったJIS規格の成分が保証されていなければなりません。
回収された新切れ上銅は、選別台で磁選(磁石を使用した選別)を行い、鉄の混入などが無いかをチェックします。同時に目視でもチェックを行い真鍮などの異材がないか確認します。とても神経を使う大変な作業です。
そこで検品し終わった一品新切れ上銅はフレコンバックに入れられ、再度鉄片探知機という機械で最終検査を行い製造業者に金属原料として納品されます。
製造業者に納品された新切れ上銅は電気炉や反射炉などで溶解・鋳造されます。鋳造された塊は圧延や押出しといった技術により再び銅板・条の半製品が製造されます。
そういった半製品が電力、通信などのインフラ設備の電線に使用されたり、携帯電話の端子部品やセンサーのコネクター部品など様々な製品にリサイクルされていきます。
銅は電導率が非常に高く、熱の伝達も非常によいという特性を持っている為、電線や熱交換器などに多く使用されます。
また殺菌効果が高く、加工もしやすいので食器や調理器具に使われたりもします。
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