雑ナゲとは主に赤ナゲットとメッキしたナゲットは混ざった物。
※真鍮が多く飛んでいた場合は銅分が下がるので、評価が低い。
※鉄が多く飛んでいるものはダメ。
※線径は細くても良いが、太い方が好まれる。
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雑ナゲは被覆線をナゲット加工したものです。被覆線には様々な用途の物がありますが、中でもコンチューターのや家電製品などに使用されている弱電線物が特に雑ナゲットとなります。
回収された被覆線はナゲットマシーンと呼ばれる専用の粉砕機でナゲット加工され、写真のような雑ナゲになります。雑ナゲは選別台で磁選(磁石を使用した選別)を行い、鉄の混入などが無いかをチェックします。同時に目視でもチェックを行い真鍮などの異材が多くは入ってないか確認します。とても神経を使う大変な作業です。
そこで検品し終わった雑ナゲはフレコンバックに入れられ、主に精錬所へと納品されます。
銅精錬所では銅鉱石を1,000度以上の高温の炉で溶かし、いくつもの炉をめぐらせる事によって純度を上げ、最終的には純度99.99%の銅地金が生産されます。この工程を銅精錬といいます。
その工程のなかで、二号銅(込銅)、雑ナゲは炉の温度が上がり過ぎる事を防ぐ為の冷材として炉に投入されます。だだし最近では銅鉱石の品位(銅分)が落ちて来ていると言われているので、冷材としての役目だけではなく、しっかりと銅分の取れる品位の高い二号銅(込銅)、雑ナゲが求められてきています。
銅は電導率が非常に高く、熱の伝達も非常によいという特性を持っている為、電線や熱交換器などに多く使用されます。
また殺菌効果が高く、加工もしやすいので食器や調理器具に使われたりもします。
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