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特号B(黒ピカ線) 貿易呼称: Black Mill Berry

特号B(黒ピカ線)

特号Bとは、特号Aが酸化や熱で色が変色し、光っていない物(不純物が付着してはならない)。
酸化しているので、光っている特号Aと比べると、歩留が悪く、評価は低い。
※ジョイント等の異物が付いているケースが多く、異物のチェック及び処理をする必要があり、手間がかかる。
※焼いてる物は、焼き灰に注意。※焼いてる物は半田、錫メッキの判別が難しい。
※焼き過ぎ・緑青のある物は2号。※ジョイント付は上故銅でもOK

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発生源

特号Bは被覆線を剥離した銅線であるが被覆線には電力用、通信用、ビル等に使用される配線用などがある。
この中でも電力用やビルの高圧配線に使用されているものが主に特号A(ピカ線)となる。その特号A(ピカ線)の変色した物が特号Bである、

原料になるまでの工程

回収された被覆線は剥線機という機械で被覆が剥がされ特号A(ピカ線)になります。被覆が剥がされた特号A(ピカ線)は端子の切り残しが無いかのなどのチェックを目視で行い、鉄片探知機という機械を使用し鉄の混入が無いかを調べます。そしてプレス加工や結束、切断加工を行い鉄片探知で再度検査した後に製造業者に金属原料として納品されます。
これらの特号A(ピカ線)の変色した物が特号Bになります。

製造業者

製造業者に納品された特号A(ピカ線)又は特号Bはは電気炉や反射炉などで溶解・鋳造されます。鋳造された塊は圧延や押出しといった技術により再び銅板・条の半製品が製造されます。
そういった半製品が電力、通信などのインフラ設備の電線に使用されたり、携帯電話の端子部品やセンサーのコネクター部品など様々な製品にリサイクルされていきます。

銅の特性・用途

銅は電導率が非常に高く、熱の伝達も非常によいという特性を持っている為、電線や熱交換器などに多く使用されます。
また殺菌効果が高く、加工もしやすいので食器や調理器具に使われたりもします。

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