真鍮ワイヤー（ワイヤーカット） 貿易呼称: Blass Hair Wire
真鍮のワイヤー。高速で回転させて、銅の板を切断するのに使用している。
鉄に真中メッキがかかっている物があるので注意。
※非常にかさばる為、機械で細かくカットして保管・管理している工場もある。
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発生源
真鍮ワイヤーは金属加工工場などが主な発生源となります。
原料になるまでの工程
回収された真鍮ワイヤーは、まず鉄片探知機という検査装置で鉄の混入などが無いかをチェックします。
同時に目視でもチェックを行いメッキ物やステンなどの異材がないか確認します。とても神経を使う大変な作業です。
そこで検品し終わった真鍮ワイヤーはフレコンバックに入れられます。
真鍮ワイヤーはとてもかさばる物である為せの高いフレコンに入れられます。この作業も非常に重労働です。
そうして荷造りされた真鍮ワイヤーは再度鉄片探知機という機械で最終検査を行い製造業者に金属原料として納品されます。
製造業者
造業者に納品された真鍮ワイヤーは溶解・鋳造されます。
鋳造された塊は何度も圧延され再び真鍮ワイヤーへと生まれ変わったりもします。
銅合金の特性・用途
真鍮は電気伝導率・熱伝導率がとても高い特性を持っています。
また伸延性や圧延性、切削性も高く、メッキも施しやすいのでいろいろな形状なものへ加工することが出来ます。
水栓金具などは真鍮であるものが多いです。
殺菌性も高い為、ドアノブやハンドルなどにもよく使用されます。
見た目もとても美しい為、贈答品、お祝い品などにも使用されます。
