銅と亜鉛の合金&Cu65~70%、Zn35~30%の範囲内&新切の板&一辺1cm以上&厚み0.2mm以上。
※C2600が黄銅一種(銅70%:亜鉛30%)、C2680が黄銅二種(銅65%:亜鉛35%)
※コーペル(黄銅三種)が混ざっていてはダメ。
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セパはプレス工場などが主な発生源となります。
加工性に優れた素材である為にいろいろな形の加工品に使用されます。
代表的な製品としては自動車に張り巡らされているセンサーの端子コネクターなどがあげられます。
セパはC2600(銅70%:亜鉛30%)やC2680(銅65%:亜鉛35%)といった
JIS規格の成分が保証されていなければなりません。
回収されたセパは、選別台で磁選(磁石を使用した選別)を行い、鉄の混入などが無いかをチェックします。
同時に目視でもチェックを行いメッキ物やステンなどの異材がないか確認します。
とても神経を使う大変な作業です。
そこで検品し終わったセパはフレコンバックに入れられ、
再度鉄片探知機という機械で最終検査を行い製造業者に金属原料として納品されます。
製造業者に納品されたセパは電気炉や反射炉などで溶解・鋳造されます。
鋳造された塊は圧延や押出しといった技術により再び黄銅板・条や黄銅棒の半製品が製造されます。
そういった半製品が水栓関係の金具、携帯電話の端子部品やセンサーのコネクター部品など
様々な製品にリサイクルされていきます。
真鍮は電気伝導率・熱伝導率がとても高い特性を持っています。
また伸延性や圧延性、切削性も高く、メッキも施しやすいのでいろいろな形状なものへ加工することが出来ます。
水栓金具などは真鍮であるものが多いです。
殺菌性も高い為、ドアノブやハンドルなどにもよく使用されます。
見た目もとても美しい為、贈答品、お祝い品などにも使用されます。
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